音楽と猫

自分用覚書

女性についての発言

「俺、"おかみさん"って今聴くと泣けてきてさあ。《2100年空中散歩》って、いいなあと思って。それ、女の人のことを心から礼賛してる歌なんだけど、そんな歌が歌えて嬉しいよ。女の人って素敵だなって、ようやく思えるようになったんだよね。前は女性軽視だったと思うんだよね、俺。(中略)女の人って素敵だなって思った。女の人って、すごいなと思っちゃうんだよね。知識も広いしさ。男の人だと、特化された深い知識はあるんだけど、でも視野が狭かったり。女の人って、凄まじく幅広いんですよ、ものの見方の角度が。っていうことを知ったんだよね。びっくりしちゃってさあ」

-ROCK'IN ON JAPAN 2009年6月号

 

阿川 他の方はみんな結婚なさってますけど、宮本さんは?
宮本 いくらミュージシャンとはいえ、社会的信用という部分では必要だろうと、ここ二、三年、おぼろげながら考えてますけど……。
阿川 恋のお噂もありますが。
宮本 (うつむいて髪を掻きむしって)音楽に関しての質問なら、誹謗中傷から賛辞から、僕はあらゆるものを受け入れる用意がありますよ。黙殺されるより、「テメーの曲、ダセーな」とでも、言われるだけ得した気分になっちゃうんだから。またそれを音楽で取り返すことができる。音楽って僕のテリトリーだから。だけど、それ以外の、僕が責任持てない範囲のことは、中途半端に言うことは難しいんです。

-『阿川佐和子のガハハのハ―この人に会いたい〈3〉』2003.6.1発行